【菊花賞 2020】追い切り重視予想 全頭評価&最終結論

2020年菊花賞の最終追い切り(タイム) 全頭考察&予想記事です。 ※
(※除外濃厚の馬や予想オッズに馬名がない馬は外しています。)
【全馬調教タイム 前走比較】菊花賞の追い切り考察
※私の追い切りの見方や、評価の決め方、参考にしているサイトについて
※前走の最終追い切りと、今回の最終追い切りのタイムを記載しています。タイムはJRA-VANとネットケイバの両方を参考にしているので、少し異なっている場合があります。順番は予想オッズ順です。
コントレイル
前回:坂路良 51.6-37.3-12.5
単走 強め
今回:坂路良 52.5-38.3-12.9
単走 馬なり
個人的評価:A(9.0点)
坂路単走で軽く流すような調教。
時計がかかる馬場でも軽快な走りに見える。
1週前はCW6F84.6-12.2併せ先着。
これまでよりも全体時計は遅めだが、併せた時の反応は抜群。
1週前CW併せ→最終坂路単走はこれまでと同じパターン。
ここに向けて特に問題なく、順調な仕上がりに見える。
ヴェルトライゼンデ
前回:CW良 6F84.3-38.6-11.8
併せ併入 馬なり
今回:CW良 6F84.4-37.4-11.7
併せ遅れ 強め
個人的評価:B+(8.5点)
2頭併せの内から強めに追われて少し遅れる内容。
手応えで併せた馬に見劣ったが、時計的には十分動けており、
中間のCWメインの調整も前走と同じパターン。
骨折明けの前走に比べて、
今回のほうが十分力は出せそうな仕上がりに見える。
バビット
前回:坂路良 56.5-41.1-12.6
単走 強め
今回:坂路良 55.7-40.6-13.0
単走 馬なり
個人的評価:B+(8.0~8.5点)
最終追い切りは坂路単走でサッと流す程度の調整。
1週前はCW6F82.7-12.0で併せて大きく先着。
これまでは中間もずっと坂路メインだったのが、
CWでもしっかり追えるようになったのはプラス材料。
今まで以上に成長を感じさせる内容。
サトノフラッグ
前回:南W良 5F66.0-37.3-12.2
併せ併入 馬なり
今回:南W良 5F66.0-38.6-12.9
併せ遅れ 馬なり
個人的評価:B+(8.0~8.5点)
3頭併せの真ん中から、内のアーモンドアイには半馬身遅れる内容。
1週前は南W3頭併せで5F63.4-12.4と早めの時計。
かかることなく集中して調教をこなせている印象。
その他、短評(※は除外対象)
・アリストテレス8.5※
CW6F82.8-12.1。併せ併入馬なり。
2頭併せの内から馬なりのまま併入。
余力ある走りで、折り合いも付いている。
1週前もCW6F82.7-12.4でしっかり負荷をかけられている。
状態は高いレベルで安定している印象。
・アンティシペイト9.0※
南W5F67.7-12.8。併せ併入馬なり。
ダノングロワールの外から馬なりのまま併入する内容。
手応え十分で非常にリラックスした走りに見える。
1週前は南W3頭併せ5F64.9-12.3で、自己ベスト更新。
しっかり負荷をかけつつ、終いまで動けている。
過去と比較してもかなり充実した調教が積めている印象。
・ヴァルコス8.0
坂路57.4-13.4。単走強め。
これまでより2秒以上遅めの時計。
馬場に足を取られて走りづらそう。
1週前はCW3頭併せで一杯に追われて負荷をかけられている。
過去と比較すると、この馬なりには動けている印象。
・ガロアクリーク8.0-8.5
南W5F67.3-12.9。併せ併入馬なり。
2頭併せの内から馬なりのまま併入する内容。
1週前は終い重視でキレのある動きが出来ている。
時計は全体的に遅めだが、動き・反応は問題なさそう。
・ディープボンド8.5-9.0
坂路54.0-12.3。単走馬なり。
走りやすい時間帯だったので、この馬としては時計も早め。
1週前はCW6F80.0-12.3。併せ先着一杯。
自己ベストに近い時計で動けており、
休み明けを1度使われて順調に良化している印象を受ける。
・ロバートソンキー8.0-8.5
美浦坂路52.4-12.6。併せ馬なり。
2頭併せでそのまま併入する内容。
中間もこれまでと同じ坂路併せメインの調教をこなせており、
この馬なりに順調。
・ダノングロワール8.5-9.0※
南W5F67.3-12.8。併せ併入馬なり。
アンティシペイトの内から馬なりのまま併入する内容。
1週前もアンティシペイトとの3頭併せで併入。
併せたときの手応えも余裕があり、雰囲気はかなり良い。
・ブラックホール8.0
南W5F65.1-12.5。併せ先着一杯。
2頭併せの外から一杯に追われて2馬身以上先着する内容。
追われたときの反応良く、内容のある調教が出来ている。
1週前は折り合いを欠いていたので、
本番ではしっかり折り合えれば。
・サトノインプレッサ8.0
CW6F87.1-12.2。単走仕掛け。
単走で終いだけ伸ばすような調教。
全体時計は遅めだが、直線は素軽い動き。
中1週なりに順調な仕上がりに見える。
・レクセランス8.0-8.5
坂路54.3-12.5。単走強め。
これまでより全体時計はかかっているが終いは動けている。
1週前はCW3頭併せで楽に先着。
1週前CW→最終坂路という調教パターンもこれまで通りで、
この馬の力は出せる仕上がりに見える。
・ビターエンダー8.0
南W5F66.6-12.5。併せ先着馬なり。
2頭併せの内から馬なりのまま先着する内容。
中間もこれまで通り、南W併せでの調教ができており、
この馬なりに仕上がっている印象。
・マンオブスピリット7.5
CW6F89.0-12.7。単走馬なり。
かなり遅めの時計で終いだけ伸ばすような調教。
1週前はCW3頭併せ一杯で遅れ。
以前よりもズブさが増しているような印象を受ける。
・キメラヴェリテ8.0-8.5
坂路52.5-12.5。単走強め。
これまで通りの坂路単走の調教で、
この馬としては早めの時計で動けている。
休み明けを1度使われて素軽くなっている印象。
・ディアマンミノル8.5※
CW6F83.1-12.3。併せ先着仕掛け。
2頭併せの外から楽に大きく先着する内容。
中1週だが特に疲れなく、連勝の勢いをキープ出来ている印象。
【菊花賞2020】最終追い切り 注目馬&予想まとめ
A評価
- コントレイル
- アンティシペイト
B+評価の中で気になる馬
- ディープボンド
- ダノングロワール
- アリストテレス
- ディアマンミノル
- ヴェルトライゼンデ
私の予想↓
- ◎コントレイル
- ◯アンティシペイト
- ▲ディープボンド
- △ダノングロワール
- △アリストテレス
- △ディアマンミノル
コントレイルはこれまで通りの調教パターンで、CW・坂路ともに素軽い動きができていました。特に問題なくいい状態だと思います。あとはシンプルに3000mをしっかりこなせるかどうかだけ。
アンティシペイトは南Wで外を回っての併せ調教で、余力十分の走りが出来ていました。気分良く先行できれば粘れそうな印象。
ディープボンドは、一度使われて動きがかなり良化していると感じましたので評価は高め。
他だと、ダノングロワール、アリストテレス、ディアマンミノルあたりも、調教の動きや時計面でも過去と比較して良くなっていると感じたので評価を高めにしました。
あと、ヴェルトライゼンデも高めの評価にしたんですが、印が増えすぎるので、泣く泣く切りました。。
除外対象の馬が多いので、まず出れるかどうかが心配ですが、こんな感じの個人的好調馬まとめでした。