【有馬記念 2020 予想】最終追い切り評価&好調馬まとめ

2020年有馬記念の最終追い切り(タイム) 考察&予想記事です。
【調教タイム 前走比較】有馬記念の追い切り考察
※私の追い切りの見方や、評価の決め方、参考にしているサイトについて
※タイムはJRA-VANとネットケイバの両方を参考にしているので、少し異なっている場合があります。順番は予想オッズ順です。
クロノジェネシス
CW良 6F83.8-38.1-12.2 併せ併入 馬なり
個人的評価:B+(8.5~9.0点)
リュヌルージュと併せて、終始余裕を持った手応えで併入する内容。
1週前もCW6F83.3-12.3。併せ馬なり併入。
秋天と似たような調整内容で、特に変わりなく順調な調整に見える。
走りや体つきもだいぶ完成形になってきた印象。
あとは折り合いとゲートがうまく決まれば。
フィエールマン
南W良 5F68.2-39.3-12.7 単走 馬なり
個人的評価:B+(8.5点)
南W単走で終いだけ軽く伸ばすような調教。
活気ある動きで、手前替えもスムーズで、直線は集中して走れている。
1週前は南W5F66.7-13.0。併せ馬なり先着。
道中はかかり気味で、最後はまともに併せ馬になっていない。
1週前のかかり気味の走りだけが気になるが、最終追いの動き・雰囲気は良く、本番でしっかり折り合いさえ付けば、力は発揮できそうな仕上がり。
カレンブーケドール
美浦坂路良 51.6-37.4-12.5 併せ先着 馬なり
個人的評価:A(9.0点)
坂路でサトノエルドールと併せて、馬なりのまま併入する内容。
1週前も坂路で52.2-12.8。併せ馬なり併入。
前走ほど強めに追っていないが、集中した走りで、併せた時の反応も良好。
池添騎手に変わっても変わらず乗りやすそうな馬で、前走のいい状態をキープできている印象。
ラッキーライラック
CW良 6F85.3-38.4-12.1 単走 馬なり
個人的評価:B+(8.5点)
福永騎手が乗って、CW単走で終いだけ伸ばすような調教。
ほぼ予定通りの時計で、終いもきっちり伸びて集中したいい動き。
1週前はCW6F78.9-12.6。併せ一杯で先着。
1週前にCWでしっかり負荷をかけて、最終追いもCWで早めの時計で追うのがいつものパターンだが、今回は直前のCWが約4秒ほど軽め。
先週の時点で仕上がっているという判断だろうが、この微妙な違いが良い方へ向けば。
ワールドプレミア
CW良 6F83.9-40.6-12.6 単走 仕掛け
個人的評価:B+(8.0~8.5点)
CW単走で、直線少し手綱が動いて追われる内容。
1週前もCW6F84.1-12.6。単走仕掛け。
前走は坂路メインだったが、今回はCWメインの調整。
前走はなんとか間に合ったという感じだったが、今回は一度使われて、CWでじっくり乗り込まれて仕上がった印象。
足元の不安なくCWで調教が出来ているのは良い点だし、上積みはありそう。
その他、気になる馬
・オーソリティ8.5-9.0
南W5F67.6-12.5。併せ強め先着。
1週前も4頭併せで一杯に追われて先着しており、故障明けで半信半疑の調整だった前走以上に意欲的な調教。
あとは相手強化でどこまでやれるかだが、馬の状態は良さそう。
・サラキア8.5
坂路52.6-12.2。単走馬なり。
途中でしっかり手前を変えて走れているし、全体時計も前走と全く同じで優秀。
1週前はCW6F80.7-12.4。単走仕掛けでシャープな動き。
前走とほぼ同じような調整過程で、順調に良い状態を維持できている印象。
・ラヴズオンリーユー8.0-8.5
CW6F84.6-12.1。単走仕掛け。
前走後もCW長めから乗り込まれており、終いの反応も良い。
使われつつ良くなっている印象。
【有馬記念2020】最終追い切り 注目馬&予想まとめ
A評価
- カレンブーケドール
B+評価の中で気になる馬
- クロノジェネシス
- オーソリティ
- ラッキーライラック
- フィエールマン
- サラキア
私の予想↓
- ◎カレンブーケドール
- ◯クロノジェネシス
- ▲オーソリティ
- △ラッキーライラック
- △フィエールマン
- ☆サラキア
年末の大一番なので、基本的にどの馬もいい状態なんですが、カレンブーケドールは前走後も疲れなく坂路で乗り込まれて、最終追いも指示通りのいい動きだったと思います。
クロノジェネシスはこれまで通りのCWでの調整で、時計も動きも良く、完成形に近い、いい状態で来ていると思います。
オーソリティは相手強化でどこまでやれるか未知数ですが、前走以上に意欲的に乗り込まれており、一度使った上積みはありそうです。
ラッキーライラックは最終追いがこれまでよりかなり軽めですが、1週前はしっかり負荷をかけて動けており、仕上がりは良いんだと思います。
フィエールマンは、1週前に掛かって単走になったのだけが気になりますが、最終追いの雰囲気は良かったです。
あと、穴っぽいところでサラキアが前走後もCW、坂路での動きが良く、今勢いがあるなって感じがします。