【ヴィクトリアマイル 2021 予想】最終追い切り評価&好調馬まとめ

2021年ヴィクトリアマイルの最終追い切り(タイム) 考察&予想記事です。
【調教タイム 前走比較】ヴィクトリアマイルの追い切り考察
※私の追い切りの見方や、評価の決め方、参考にしているサイトについて
※タイムはJRA-VANとネットケイバの両方を参考にしているので、少し異なっている場合があります。順番は予想オッズ順です。
グランアレグリア
南W良 6F82.5-38.0-12.5 併せ先着 強め
個人的評価:A(9.5点)
レッドサイオンと併せて内から馬なりのまま追いついて併入。
1週前は南W6F81.8-12.8。併せ馬なり併入。
この馬の1週前の時計としては早め(※前走が83.8-13.5)で、道中も我慢が利いて終いまで集中して走れている。
中間も順調に乗り込まれており、今回は関西輸送もなく、一度使われたことで調整も比較的楽に出来ている印象。
レシステンシア
坂路良 52.9-38.1-11.7 単走 仕掛け
個人的評価:A(9.0点)
坂路でラストまでスピード感のある動き。
1週前は坂路54.4-12.0。単走馬なり。
終いだけ伸ばすような内容で、軽く促したときのラストの反応も良い。
前走に比べて1週前が4秒ほど遅く、序盤は抑え気味なマイル向けの折り合い重視調整という感じ。
この春3戦目で、状態は高いレベルで安定している印象。
マジックキャッスル
南W良 5F67.1-37.9-12.2 併せ併入 馬なり
個人的評価:B+(8.5~9.0点)
2頭併せの内から馬なりのまま集中した走り。
1週前は南W5F66.4-11.9。併せ仕掛け併入。
内から仕掛けて手応えでは劣ったが、この馬としては時計的には終いまで動けている。
前走と比較しても終いの反応は良く、走り的に左回りに変わるのもプラス。
デゼル
坂路良 55.0-40.4-13.2 単走 馬なり
個人的評価:A(9.5点)
輸送も考慮して坂路単走で微調整程度の走り。
1週前はCW7F96.0-6F80.0-11.8。併せ仕掛け併入。
離れた内から追走して、早い時計の中で最後はしっかり伸びて併入している。
前走が1週前(CW6F81.5-11.7)、最終(坂路54.5-13.1)で、今回もほぼ同じパターンの追い切り内容で、動きも負荷も問題なく、非常に順調に仕上がっているように見える。
ただ、走りを見ていると加速が遅いタイプなので、マイルはギリギリ守備範囲という印象。
直線の長い東京に変わるのはプラス。
テルツェット
南W良 5F68.1-39.2-12.5 併せ先着 強め
個人的評価:B+(8.5点)
ハウエバーと併せて内から追われて併入。
1週前は南W5F67.6-12.4。併せ仕掛け先着。
6馬身以上離れた前を追走して直線はきっちり反応して先着出来ている。
前走は直前がポリトラックで軽めだったが、今回は2週続けて南W併せ馬でしっかり仕上げてきた印象。
その他、調教で気になった馬
ダノンファンタジー 8.5
CW5F68.7-11.9。単走馬なり。
1週前芝5F65.5-12.0。単走馬なり。
前走がCW(6F76.4-12.9)→坂路(52.5-12.3)でかなり負荷をかけた追い切りだったが、今回は軽め。
コーナーは我慢も利いていて、以前よりリラックスして走れている。
出遅れず落ち着いて走れれば変わり身はありそうな雰囲気。
クリスティ 8.5
坂路52.9-12.0。単走仕掛け。
1週前CW6F82.5-11.8。併せ強め先着。
1週前に併せて追われたときの反応が良かった。
相手は強くなるがこの馬なりに調子はかなり良さそう。
リアアメリア 8.0-8.5
坂路51.4-12.5。単走強め。
前走から調教の負荷をあげて馬体を絞っている。
折り合い面が気になるが、この調整がプラスに出れば左回り(直線は右手前)に変わって変わり身がありそうな雰囲気。
サウンドキアラ 8.0-8.5
坂路53.1-12.4。単走馬なり。
前走以上に後傾ラップを踏めており、この馬なりに走りは良くなってきている。
シャドウディーヴァ
1週前南W5F64.1-12.2。併せ強め先着。
この馬としてはかなり強めに追われて楽に先着。
ここに向けてキッチリ仕上げてきた印象で、去年のVMより動きがよく見える。
【ヴィクトリアマイル2021】最終追い切り 注目馬&予想まとめ
A評価
- デゼル
- グランアレグリア
- レシステンシア
B+評価の中で気になる馬
- マジックキャッスル
- ダノンファンタジー
- テルツェット
- クリスティ
私の予想↓
- ◎デゼル
- ◯グランアレグリア
- ▲レシステンシア
- △マジックキャッスル
- ☆ダノンファンタジー
- ☆テルツェット
- ☆クリスティ
デゼルは前走後もしっかりCWで乗り込まれており、早い時計の中でも終いまで動けていました。トモを見るとまだ成長の余地はありそうですが、現段階でもかなり仕上がっている印象です。
グランアレグリアは今回は長距離輸送がなく、一度使われたことで、かなり調整が楽にできている印象を受けました。距離短縮もプラスですし、あっさり勝っても全然おかしくない雰囲気。
レシステンシアは今回はオーバーワークにならないようやや控えめな調教内容でしたが、その中でも終いの動きは抜群。元々調教は動くとはいえ、相変わらずいい状態をキープしている印象です。
他にはマジックキャッスル、テルツェット、ダノンファンタジー、クリスティ、シャドウディーヴァあたりも調教の雰囲気は良かったです。