【2023年7月最新】大塚海渡騎手の現在がヤバい?近況を時系列で徹底調査

2022年皐月賞馬のジオグリフや、
皐月・ダービー2着の、イクイノックスを管理している
木村哲也調教師の元弟子、
大塚海渡(おおつかかいと)騎手の現在について詳しくまとめました。(時系列)

大塚騎手のこれまでの騒動の経緯や、
2023年現在の近況が知りたい方の参考になれば幸いです。
※ちなみに大塚騎手の同期は、斎藤新・岩田望来・亀田温心・小林凌大・菅原明良・団野大成騎手がいて、かなり当たり世代といえますね。
2020年1月5日 中山第7レースで落馬負傷
芦毛のラッキーアドバンスに乗っているのが大塚海渡騎手。
2020年1月5日、中山第7レースで、勢司厩舎のラッキーアドバンスに騎乗
最後の直線コースで右鞭を入れながら左に斜行して、
前の馬と距離が詰まりすぎたのか、
バランスを崩し転倒し、落馬負傷しました。
大塚海渡騎手はこの落馬で「脳挫傷」を起こし、長期の休養に入りました。
2021年1月12日 木村哲也調教師から受けたパワハラについて被害届を提出
落馬事故から1年以上経った、2021年1月12日、
木村哲也調教師から受けたとする暴言・暴行等のパワーハラスメントについて、
茨城県警稲敷警察署に被害届を提出、
水戸地方裁判所土浦支部に損害賠償請求訴訟を起こしました。
日本中央競馬会(JRA)でデビュー3年目の大塚海渡騎手(20)が、所属厩舎の木村哲也調教師(48)の度重なる暴言、暴行のパワーハラスメントで精神的苦痛を負ったとして、同調教師に850万円余りの損害賠償を求める訴訟を水戸地裁土浦支部に起こしたことが12日、分かった。
大塚海渡騎手、木村哲也調教師をパワハラ提訴 度重なる暴言、暴行受け…損害賠償求める
師弟インタビュー記事でパワハラの原因がわかる?
ネットケイバの「シリーズ師弟対談」で、
大塚騎手と木村調教師のインタビューがありました。
このインタビューでかなり詳しく、2人の関係を話しています。
中には木村調教師のパワハラっぽい発言もありましたので、抜粋します。
競馬学校期間中に本当にね、今思うとやり方を間違ったなという部分はいっぱいあるのですけど、競馬学校期間中は怒鳴り倒しましたね。彼は泣いていたでしょうね。
【木村哲也調教師×大塚海渡騎手】前編 / シリーズ師弟対談
やり方は別にして、怒鳴り倒しましたよ、だから。それこそ周りの厩舎の人が見ているとか、ウチのスタッフが見ているとか、そんな人目なんかどうでもいいと言って、それこそ怒鳴り倒しましたよ、当時は。これだ!みたいな(笑)。
【木村哲也調教師×大塚海渡騎手】後編 / シリーズ師弟対談
木馬に乗りながらの時だから、1年間(実習で)いる時ですね。その研修期間の途中で、あまりにも変化がなくて、私の我慢がきかなかったんです。それで彼を無理矢理木馬に乗せて、その状態でああしろこうしろと言って…。まあ無茶苦茶なことをしましたよ。
【木村哲也調教師×大塚海渡騎手】後編 / シリーズ師弟対談
もちろん、こういったことは大塚騎手のためと思って行っていたとは思います。
騎手というのはほんの一瞬の判断で勝負が決まったり、事故が起こったりしますからね。
気持ちを強く持って、結果を残し続けないといけない職業ではあります。
そういった意味でも、大塚騎手にはしっかりしてもらいたい、という気持ちが強かったというのは想像できます。
ただ、そういった言動が度を過ぎていたのか、
結局は裁判沙汰にまで発展してしまいました。
2021年1月21日 フリー騎手に
2021年1月21日より、木村哲也厩舎の元を離れ、
フリー騎手になりました。
2021年10月8日 パワハラ裁判 双方で和解が成立
2021年10月8日、
木村哲也調教師の謝罪と、解決金80万円の支払いで和解が成立しました。
ちなみに、木村哲也調教師の謝罪は顔を合わせてするのではなく、
書面(和解調書)のみでの謝罪のようです。
和解条件について、原告側の鈴木和憲弁護士は「各種の暴行、暴言についての謝罪と、解決金として80万円を支払うということになりました。被告側も2度目の準備書面でやったことを認めてお詫びをするという文章もありましたし、顔を合わせて謝罪ということはないですが、和解調書にてお詫びするということになりました」と説明した。
大塚騎手が木村師と和解 和解金80万円は全額寄付
大塚騎手が和解に応じた理由は、木村哲也調教師の謝罪が一番の理由だそうです。
和解金80万円は全額寄付するそうです。
同騎手は代理人弁護士を通じてコメントを発表。「和解に応じた理由としては、裁判所から提示された和解条項に、木村調教師が私に対して行った暴言・暴力について謝罪するという内容が盛り込まれていたことが一番の理由です。今回の訴訟を契機として、今後競馬サークル、スポーツ界をはじめ、世の中から暴言・暴力がなくなることを願っています」とつづった。
大塚騎手が木村師と和解 和解金80万円は全額寄付
和解時点での大塚海渡騎手の現状について、父親によると、
レースで騎乗するためにJRA医師の許可が必要なので、
許されている範囲内で活動しているようです。
父の大塚哲郎調教助手は、海渡騎手の現状について「レースで騎乗するにはJRAの医師に許可をもらえないと乗れないので、今許されている範囲内で活動をしています」と伝えた。
大塚騎手が木村師と和解 和解金80万円は全額寄付
2021年11月13日~ 美浦トレセンでの調教騎乗を再開
2021年11月13日より、JRA医師から許可が出て、
ついにトレセン内で調教に騎乗しているようです。
「お医者さんの方からトレセン内での調教への騎乗に許可が出て、実際に乗り始めたのは先週土曜(13日)からです。リハビリも兼ねてなので少しずつ時間をかけて、楽しく馬に乗ることを心がけています」と現状を語った。
【JRA】落馬負傷で長期離脱していた大塚海渡が調教に復帰
主に父親が調教助手として所属している、勢司和浩厩舎の馬に騎乗しているようです。
ミスターブリーズ 2022/5/18(水)
— ジェクト (@jecht_shoot) May 21, 2022
南W 稍 大塚海渡 pic.twitter.com/XXDksTYCoj
2022年のヤングジョッキーズシリーズに参戦決定!
2021年秋以降、しばらくは情報がなかったのですが、
2022年5月13日に、大塚騎手が「ヤングジョッキーズシリーズ」に参戦することがJRAから発表されました!
ヤングジョッキーズシリーズとは、
日本の中央と地方競馬所属の見習騎手によるシリーズ競争です。
騎乗した馬の着順に応じて点数が与えられ、
トライアルで上位に入れば、
年末のファイナルラウンドまで進み、最終順位を決めます。

大塚騎手は7月27日の門別競馬場と、
10月19日の浦和競馬場で騎乗する予定です。

大塚騎手は、現在は休業となっていますが、
少なくとも7月27日にはレースに復帰することが確定したということですね。
2022年7月10日福島3Rで実戦復帰

大塚騎手は、2022年7月10日福島3Rでジュンツーポイントに騎乗して実戦復帰しました。
結果は9着でしたが、一応人気よりは上の着順に持ってきています。
大塚海渡騎手、本人からの申し出でヤングジョッキー2鞍を辞退
『ヤングジョッキーズシリーズ(YJS)トライアルラウンド』の騎乗予定騎手が変更となりましたので、お知らせいたします。
【騎乗予定騎手の変更】
◆ 7月27日(木) 川崎競馬場
大塚 海渡(JRA) <2競走騎乗> ⇒ <騎乗なし>
永野 猛蔵(JRA) <騎乗なし> ⇒ <2競走騎乗>◆ 9月5日(火) 大井競馬場
大塚 海渡(JRA) <2競走騎乗> ⇒ <騎乗なし>
水沼 元輝(JRA) <騎乗なし> ⇒ <2競走騎乗>※変更理由
https://www.keiba.go.jp/topics/2023/07/0716102438416.html
大塚 海渡騎手:騎手本人から辞退の申し出があったため
YJS辞退は残念です。
理由はよく分かっていませんが、ケガなどではなさそう?
メンタル的な問題?
YSJ回避後は4鞍に騎乗

YJSは回避しましたが、その後は4鞍に騎乗しています。
依頼した調教師は勢司和浩調教師と、和田雄二調教師の2名となっています。
着順は最高で9着となっています。
2桁人気の馬ばかりなので、なかなか厳しい戦いになっていますね。
2023年以降は騎乗なし(7月現在)

2023年は中央競馬では全く騎乗していません。
そもそも騎乗依頼がないのか、それとも意図的に辞退しているのかは不明です。
特にニュースにもなっていないので、ケガで休養中とかではなさそうです。
まとめ

これまで色々な事があった大塚騎手ですが、
木村調教師とのパワハラ裁判は無事和解でき、
怪我のほうも回復し、
フリーになってトレセンで調教には騎乗できているようですし、
まだ数は少ないですが、実践復帰もできています。
今後は、より騎乗技術を磨き、
関係者からの信頼を得て、
活躍してくれることを願っています。
それでは!